こんにちは、歯科医師の加藤です。
三郷の皆さんのお口の健康にお役に立てるメッセージを、身近な情報をもとにお伝えしていきたいとの思いから「三郷の歯医者便り~女医の目線」をスタートさせて頂きました。第1号は【口元を 寝るときだけは ラガーマン】です。
三郷の皆さんのお口の健康にお役に立てるメッセージを、身近な情報をもとにお伝えしていきたいとの思いから「三郷の歯医者便り~女医の目線」をスタートさせて頂きました。第1号は【口元を 寝るときだけは ラガーマン】です。
ラグビーワールドカップ、日本代表が活躍しましたね。五郎丸選手のルーティンも気になるところですが、私がつい見てしまうのは選手の口元。マウスピースを着けてることをしっかり確認。職業病です。スポーツによっては自分の歯を守るため、そして相手にけがをさせないためにマウスピースの装着が義務化されているスポーツもあります。
『スポーツやらないからいらない』と思った方、それは違います! まずはあなたの歯をしっかり見てみてください。すり減っている部分はないですか? かぶせものが入っている歯はないですか?
起きているうちは調整されている噛む力も、寝ている間は女性でさえ60kgを超えることも!
そんな力が毎日歯にかかっていたらどんなことが起こるのか
あごが痛くなったり、歯がすり減ったり、時には歯が痛くなって気づいたら歯の根が割れていたりなんてことも! これらの『咬合性外傷』と呼ばれる症状は寝ている間の咬合力によっておこることがほとんどです。
これらの症状を予防するために使うのが『ナイトガード』と呼ばれるマウスピースです。
上の歯にぴったりと合ったマウスピースを着けることで歯や顎にかかる負担が軽減されます。寝るとき専用なので、スポーツ用のものとは異なり、それほどの厚さはありませんから慣れればさほど気になりません。(私も毎日着けて寝ている1人です) そして、歯科で作るナイトガードは保険適用です。
ご自身の大切な歯や、せっかく入れた白いかぶせものや、何より痛みで食べる楽しみを奪われたりしないために・・・
ナイトガードを使ってみませんか?
歯科医師 加藤先生